小説

他人へ嫌悪を抱くその前に

bunbun

今回の言葉は帚木蓬生さんの小説、「花散る里の病棟より」からの引用。
自分の考え方を変えるきっかけになったセリフです。


※以下、ネタバレを含みます



野北さん、何事も縁よ。縁ちうもんは神仏が配慮してくれたこつで、大事にせんといかん。上官も部下も、同僚も、自分の周りにいるもんはみんな縁。傷ついて病院に送られてくる兵士も縁、健気に働いてくれとる日赤の看護婦たちも縁。それを自分の考えで嫌悪したり、徒党ば組んで派閥を作っていがみ合うのは、みんなはからいごと。
それは人間のすることで、神仏の配慮よりも劣る。ろくな結果は生まん。

帚木蓬生著 花散る里の病棟より


普段の生活で様々なお店や病院など、外部のサービスを受ける機会が多いと思います。
その中で、たまにですがよく言う「態度の悪い店員」に遭遇します。自分の態度に問題がある場合はまた別ですが。。。

こういった場合私はとても気分を害するのですが、その店員はもちろん、それプラスそのお店自体、企業自体、そのバックにあるもの全てに対して罵りまくります(笑)もちろん心の中で。。

しかし、上記引用のセリフを読み、自分勝手な考えで嫌悪するのは自分を不幸にするだけだと気づかせてもらいました。
それでは本当にろくな結果は生みません。

自分もそうであるように、相手にも相手の事情があるんだろうなと、そう思えるようになって余計なストレスが減ったような気がします。

記事URLをコピーしました